70歳の壁と緊急連絡先
家族や友人、気の置けない人たちとの別れは誰もが経験します。頼れる人たちがいなくなるのは辛いことですが、向き合って生きていかなければならないのが現実。そんな中でも楽しく、しっかり前に進みたいと思いますが、壁にぶつかることだってあるわけです。今住んでいる部屋を立退きそしなければならなくなったとき、次の住まいを探すことに。「70歳の壁」ってご存知ですか?69歳と70歳ではたった1歳差にもかかわらず、部屋を借りられるか否かの線引きがされていることが多々あります。高齢者の部屋探しにはとても大きな1歳差になっている現実があります。不動産会社の多くとは言いませんが、70歳前後をボーダーラインのように考えている業者は多いように感じます。ただし、70歳前後の場合でも近くに行き来する親族のいることが審査の前提になります。この「近くの親族」なる基準も高いハードルになることが多く、いないために審査落ちとなることも多くあります。現状では「緊急連絡先」には「親族」必須になっています。家賃保証会社の保証を受けるにしても、この「近くの親族」が大きな比重を占めることになります。逆にいえば、この点をクリアできたら、部屋探しはグッと楽になります。近くに親族がいない方は、「友人」、「知人」にお願するしかないのですが、そのような方がいない方は「役所のケアワーカー」にお願するようおすすめしています。役所の方針やケアワーカー個人の考え方次第なのでご相談してみてください。