生活環境の変化が高齢者にもたらす影響

部屋探しのお手伝いだけでなく、引越しの準備~引越し後のサポートも行っているのですが、このような一連の流れの中で感じることは、新しい環境に慣れるまでにはかなり時間がかかるということです。まあ、このようなことは若い世代でもあることですが、高齢者世代になると精神的なストレスが大きくなり過ぎて性格が変わってしまう方や、認知症の進行が進み徘徊をするようになってしまう方も中にはいます。もちろん、できる限り以前の住所に近いエリアをご紹介したり、そうでなければ、せめて生活利便性がよりよい物件を紹介するようにして、なるべくストレスのかからないような配慮はしています。このような予防策を講じてはいますが防げないこともあるわけで、そのような場合には役所のケアワーカーと密に連絡を取り合いながら見守っていくよりほかありません。ただ、これも結構大変で、うちのような小さい不動産屋では正直限界があります。今後の課題としては、孤独死を防ぐ「見守り」と心のケアのための「見守り」、二つの「見守り」が今後必要になってくると思われることから、これらに対応できる仕組み、たとえば、地域のコミュニティによる見守りに加え、高齢者間でも見守ることで孤独死防止と心のケアを行っていくことが必要になってくると考えています。